上手に選ぶコツのお話

当面の備忘録として頂けましたら幸いです。

本日のネタはズバリ!

『賢いMTBの選び方』です。

ここ数年でかなり新たな規格が乱立してます。
後々の事を考えてどう選べば良いのか‥
コレけっこう悩みませんか?

先日オーダー頂いた内容でこんなことがありました。
お客様がフレームセットを他で購入し当方にお持ち込みになられたんです。
当方は持ち込みもどーぞどーぞなスタイルなのでそんなお客様も多いんですが‥
ただそこで色々とありゃりゃこりゃりゃな規格の壁にブチ当たってしまったんです。

それなりに専門的な知識がないとアレコレ適合非適合なんて分からないもんです。
僕自身も自転車以外のことなんて専門で仕事をされてる方には全く敵わないですからね(笑)

もちろんのこと
「購入後にカスタムするだなんて考えておりましぇ~ん」
とかならそんなに悩む必要もないんですが‥
まぁやっぱり「あーしたいこーしたい」「アレが良いコレが良い」は出てきちゃうのが性(さが)ってやつ
そんな方は多いわけです。

しかしながら‥
近年出てきた新規格をザッと挙げるだけでも
・29/27.5inch(ホイール・タイヤ)
・BB30(ボトムブラケット)
・テーパード・コラム(ヘッド・Fフォーク)
・15mmスルーアクスル(Fハブ)
・142×12mmスルーアクスル(Rハブ)
って感じ。

その他にもオプショナルな内容まで挙げるとまぁまぁまぁ‥たっくさん!

ならば全て最新規格で構成された完成車を買いましょう!ってことなら簡単な話ではあるんですが‥
「初めてMTB買うんですぅ~」って方には刺激の強い数字にPTSDでしばらく計算機に触れなくなっちゃうかもしれません(笑)
増車って方でも価格に対して耐性が付いてるとは言え見積書を見た瞬間に視力が悪くなって
「この数字のところよく見えないんだけど‥」なんつって眼科へ行っちゃったりってのはよく聞く話ですよ‥ええ‥(爆)

ということで‥
今回は廉価グレードのMTBに的を絞ってお話します。
8万円前後の価格帯で後々パーツを交換してグレードアップしていきましょう的なパターンのやつです。

ハッキリ言っちゃいます。

その価格帯で押えるべきポイントはただ一つ

ヘッドチューブの規格でっす!

ヘッドチューブ内径が

上下44mmまたは上下異径44/56mm
セミインテグラル(ゼロスタック)タイプ
で選んでおけば間違いないです!

ファイル 2016-01-31 4 17 12

上下内径44mm

ファイル 2016-01-31 4 15 30

上下異径44/56mm

と申しますのは
最近はホイールの大径化にともなって、Fフォークが『テーパード・コラム』でしかラインナップされていない事が多いんです‥特に上位グレードは・・。
MTBにおいてはFフォーク‥いわゆるFサスペンションは大きく性能を左右するパーツの一つです。
ならばそこをいざグレードアップしましょうという段になって
「対応品がありません」なんてのはなかなか悲しい話。
そんな壁にブチ当たったところでそのバイクに「はいさようならおつかれさまでした~」なんて爽やかに言ってのけるなど簡単に出来ることじゃぁありませぬ(涙)

どんどん新規格によって革新される中で少なからずそんな壁にどこかでブチ当たります‥絶対。
ならば今は今で出来る先読みをして賢く選びませう!というのがこのポイントなわけです。

ちなみにですが‥
例えばの話、30万円の予算があったとしまして‥
『30万円の完成車を購入』よりも『15万円の完成車と15万円のカスタム』って方が戦えるバイクになることが多いです。
例外もありますが当方はそう感じています。

価値のあるお買い物をお手伝いさせていただきますよ!
ぜひぜひご相談をお待ちしておりまっす!!

そぬなぬでまた!

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