あんまりイイ話じゃないです。

でもちょっと大事な話です。

自転車の盗難ってここ最近に限らず当たり前になってますよね。
けど「嫌な世の中ね」なんて嘆いてても始まらない
その場所とその状況に合わせて対策したもの勝ちです。
逆に言えば対策しなかったら負け‥というわけです。
それにしたって嘆かわしいんですが。

さておき
当店に一台の修理車が入庫しました。
当店でお買い上げいただいた物でステッカーが貼ってありました。
ディレーラーハンガーが折れてしまっておりました。
修理代も安価に済むものではない事をお伝えしてお預かりしました。

ただ腑に落ちないのです。
ご来店いただいたお客様に販売した覚えがないのです。
無差別に不信を抱くのも褒められた話ではありませんが‥
ちょっと調べてみることにしたのです。
防犯登録のステッカーは貼られていませんでしたし‥。

防犯登録がされていなければ当方でも調べることは出来ません。
ただ防犯登録のステッカーが貼ってあったであろう不自然なスペースがありました。
なので車種と車体番号からどのお客様に販売したかが分かります。

‥‥‥‥‥

的中してしまいました。
明らかに販売したお客様とは違うのです。
100%違うのです‥そのお客様の顔と名前を覚えてましたから‥。
販売したお客様に電話で確認したところ盗難され届けを出されたとの話でした。

その後の色々は割愛するとしまして
警察へ連絡しご購入いただいたお客様の元へ戻ることとなったわけです。

この経緯をブログに綴ったのは
「僕やったよ!スゴいでしょ!」なんてことを言いたいんじゃないんです。
それよりも「人が売って人が買う」という関係性が
希薄にも強固にもなるという事実なのです。
希薄ならダイレクトに価格に反映されるでしょうけども
強固にまで育めば多くに反映されるという事実です。

なんとなくでも心に留め置いておきたい‥
そんな出来事でした。

そんなんで‥はぁ‥

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